保存会について

~はじめに~

1990年12月31日に下津井電鉄児島-下津井間が廃止されてから10年以上、車輛たちは下津井電鉄株式会社様の手により、旧下津井駅構内にて大切に保存されていました。しかし、経年変化やいたずら等によって傷みが目立つようになっていました。
何度かその保存、活用について要望や提案は挙がっていたようですが、なかなか実現に至らずに時間が経っていました。

それなら「我々でやってしまおう!」と2002年春に有志によって当保存会を結成し、同年夏から現地作業を始め、下津井電鉄株式会社様の御理解により、旧下津井駅での活動をしております。

~活動の目的~

引退した物はどんなに貴重であっても、通常は顧みられることもなく忘却の彼方へと消えてゆきます。
当保存会では、文化的・社会的・技術的な史料として重要な特徴を持ち、全国的に見ても希少なナローゲージ車両やその施設を、産業遺産、地域の宝として後世に伝えていくことで、親から子へ思い出を伝えていける、記憶の保存を目指しています。
そのため、車輛や施設等は、出来得る限り現役当時の姿、雰囲気を残せるよう、活動しています。

また、旧下津井駅には9輌の車輛たちが保存されていますが、1か所にこれだけ保存されていることは珍しいことです。また、岡山県全体では大規模な鉄道博物館をも凌ぐ輌数が保存されており、その一角を担う拠点となることを目指しています。

~取り組み~

実際の維持活動としては、定期的に会員が旧下津井駅に集まり、活動を行っています。これまでに劣化部分の補修や塗装、設備の復元、公開イベントの開催、各種イベントへの協力を行ってきました。

元々メンバーの誰も鉄道車輌の整備経験や実務経験など無く、OBや専門家の指導を受け継ぎ、各人の専門分野を生かしたり、また技術的なことは未経験でも、入会後に経験を積んでいって技術を習得するなどして、活躍しています。

~最後に~

以上簡単に、保存活動を御紹介致しました。
皆様のご意見ご感想をよろしくお願いします。
当会の活動にご関心のある方や入会希望の方等はお気軽に御質問、御連絡下さい。

また、日々の保存活動についてはフェイスブックに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。