クハ5の整備記録その3

クハ5大修繕
スポンサーリンク

今回の内容

前回は内装の塗装編でしたが、並行して外側の塗装も進められていました。今回はその時の様子をご紹介します。

下ごしらえ

塗装の前にはケレンです。

ケレンについては前回のとおりですね。

クハ5の整備記録その2

クハ5の整備記録その2
下津井電鉄クハ5の過去の整備記録その2です。

当時の写真は乏しいのでケレンの写真はありませんが、ざっとケレンして錆止めを塗った状態がこちら。

2006年頃の写真です。まだまだ割れたガラスの補修などができていません。シートで雨対策をしながらの作業です。周りはご覧のとおりのジャングル、活動時間にも制約があり、電動工具も乏しいころでしたので、とにかく時間がかかります。

デッキの台枠と板の間は錆が膨らんで、数cm持ち上がってしまった状態・・・

勝手に「錆のミルフィーユ」と呼んでます。

窓下のシルと呼ばれる部分は錆びて穴だらけ。これを一品もので作るのは難しいので、どうするかというところですが・・・

穴が開いた部分はアルミテープでふさぎます。適当な溶接機を持っていないころだったのと、まだまだ応急処置を進めている段階でしたから、大活躍でしたね。これでだいぶ防水処置と腐食防止になりました。

上塗りして完成(?)

茶色で上塗りして、ひとまず完成です。2009年の写真です。

まだ窓枠の欠損がありますし、電気もつかないし、元の塗装がうまく剥がれないところもあって、かなり肌荒れしていますから・・・やりだすと終わりなんてないですよね。ただ、最初のころを思うと、劇的に変わりました。

次回

塗装だけではなく、ヘッドライトや室内灯がつくようにするべきでしょう!というわけで、次回はそのあたりをまとめていきます。

コメント

  1. 松本隆 より:

    鉄サビはともかく厄介ですね。
    しかしまるごとのレストアは厳しいので根気の要る作業だったのですね。

タイトルとURLをコピーしました