今月の作業
年が明けても相変わらずやること目白押しです。
年末から急きょ始まった、貨車ホワ6号の板張替、1月は床板の仕上げです。
あとはホジ3号の仕上げと、春に向けて・・・
貨車の床板
ホワ6号の補修については2022年12月の活動(その2)でお伝えしたとおり、側板の傷みが激しい部分は取り替えました。今回は懸案だった床板を張っていきます!
まずは加工から・・・
まだまだ木材が山積みです。
通常の建築であれば、床板なら本ざねという、側面に刻まれた溝に、相手の木材の雄部分が入り込む加工が一般的ですが、ホワ6の床板は、側板と同じ相じゃくりになっていました。部分的に交換しやすいからでしょうか?
あとは長さを合わせて敷き詰めていきます。
台車のセンターピンがある部分は、あとからピンが抜けるように穴を作ったり、出っ張っているので床板を切り欠いたりの細工が必要です。
切ったり削ったり左右勝手を間違いそうになったり・・・
「アレ?反対だった?あ、大丈夫か・・・いや反対だわ」
ブツブツ言いながらも張り終わり。あとはチョークラインで打った墨に沿って、まっすぐ釘を打ち付けていきます。
たぶん200本ぐらい打ったと思う。
さっそく資材置き場になりました。
昼休憩に猫も寄ってきますが、「これはお前の飯ではない」
不満げです。
モハ103の部材もチョコっと
モハ103号も大規模修繕中ですが・・・
このパンタグラフ周りの木材の腐食が激しいので、この機会に取り替えます。とりあえず合間時間に加工するのはランボードという、点検用の足場です。
実際に屋根にあてがいながら切り欠きを設け、元の板に併せて基準の取り付け穴位置を決めます。
元の板は4m以上ありましたが、今はそんな1枚板は買えませんので、適当なところで二分割したものにします。103号の場合、ちょうど良い位置で分割できる場所がありました。
ホジ3号塗装に向けて
ホジ3号は傷んだ塗膜を落としていって・・・
思いの他ベロっと剥がれる部分もあり・・・
パテを盛っていきますが
ちょっと大変そうです。
春に向けた構内のいろいろ
草対策は冬のうちに。って、わずかな暖かい日を見計らって、もうしぶとそうなヤツが生えてきています。
一方、現在は立ち入りを制限している線路内
排水溝の蓋を作っています。ずれ止めのアングルを溶接。
溝に落ちないようにして、砕石を追加投入したら、線路内を歩けるようになる予定です!
早く暖かくなると良いですね
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