クハ5大規模修繕その12

クハ5大修繕
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前回まで

大仕事であった屋根工事が、仕上げの屋根布展張まで完了しました!

外装部分もまだまだ大きな仕事が残っています。特に大きいのはクハ5の特徴とも言える、デッキの柵部分の補修です!ちなみに活動始めた頃はこんな感じ・・・

まるでミルフィーユ

その後、落とせるものは落として塗料を塗りこみ、それ以上は錆が進行しないようにしていましたが、ついに根本的に手を付けることになりました。

荷台の床板を外す

まずはボルトを外・・・せる状態なわけがないので、たたき切ります。

本来は柵の台座と台枠(シャーシ)との間は3ミリ程度の鉄板が挟まっているだけのはずなのですが、錆びでここまで持ち上げられています。

開閉する横の柵の台座も取外し・・・もともと皿ネジが入っていた形跡がありますが、普通の六角ボルトが付いていました。何度か修復しているんでしょうね。水色の塗膜もチラっと覗いています。

鉄板自体はこれでもかというぐらいの皿ネジで止められているので、ドリルで削り取ったり、その周りを切り込んだりして、なんとか外れました。長年お疲れさまでした。

窓上のパテ

窓上と窓下で塗り分ける予定なのと、足場が邪魔なので、窓上の部分の仕上げを先に済ませます。塗装の前に、パテで平滑に仕上げます。

基本的には2種類のパテ、場合により3~4種類使ったりしますが、こだわりだすとキリがないのが、この作業。スピード重視で大きな凹凸をなくす程度にとどめます。

いよいよ塗装!

今回窓回りは黄色に塗るのですが、黄色というのはとにかくノリが悪い!

そして塗料の価格的には赤系>黄系>濃色>淡色ということで、かなり高い・・・

黄系を塗るときは、「止め色」として白を塗ります。

これをしないと、何度塗っても下の色が透けてくるので、重要な工程です。

しれっと窓が付いている

今回の記事でちゃっかり窓枠が入っていますが、半分程度が再生されたものです。詳しくはまた別記事でご紹介します!

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